行きたい学校を探そう大作戦 【エピソード1】

行きたい学校を探そう!
多くの受験生や保護者は、おそらく偏差値で行きたい学校(行ける学校?)を探すのではないでしょうか。
しかし、その始まりが全て間違っているのだと姉の受験で気づきました。
目指すのに偏差値は関係ありません!
とにかく行きたい学校を探すのが、親にとっても子供にとっても一番大切な事です。
お姉ちゃんの時の失敗はこうでした。
娘はとにかく絵を書くのが好きで、本人の一番行きたい学校は「女子美術大附属」と言っていましたがその当時の娘の偏差値より10近くも下の学校でした。
親としては、納得出来ないですよね〜。
通っていた◯能研からも、もっと上の学校を目指そう!と言われていたので、娘の意思を汲みながらも自分の偏差値よりもっと上の学校に受かったら「女子美術大附属」に行く事も考えてあげる。
と伝えて頑張らせました。
結果は・・・。
最終の偏差値が15も下の「女子美術大附属」にも落ち、無理やり決めた第一志望にも落ち、滑り止めの滑り止めになんとか引っかかりました。
私は、この時自分が大きなミスをしていた事に初めて気づきました。
どこでもいいから私立の中高一貫校に入れたいのか。
本人が希望する学校に入れたいのか。
何も考えずに塾の先生に言われるがまま、とにかく偏差値が一つでも上の学校ばかりに気をとられ子供の意思や親の考えは全くありませんでした。
これが全ての失敗でした。
とにかく偏差値が上だとか下だとかは関係無く本人が行きたいと思う学校を探す事がまず受験のスタートなのだと気づきました。
学校巡りをスタート!
まず始めたのは、学校巡りでした。
学校巡りと言っても各学校が行っている学校見学(オープンキャンパス)に行くのでは無く。
素の学校を見る事を心がけました。
批判もあるやり方だとは思いますが、あくまでも我が家のやり方ですw
私のやり方は、平日の朝から小学校を休み。
まず朝の登校時間に最寄りの駅に行きその学校のお兄さんやお姉さんが通っている姿を見せる。
その後、校門の前でみんなが登校している姿を見せる。
みんなが登校し終わったら外から学校の外観やホームルームの様子を見る。
校門に行き警備員のおじさんに
「この子がどうしてもこの学校の姿を見たいの言うので今日きました・・・。」
「校内とかをちょこっと見たり出来ないですよね〜」
と言うと意外に通してくれる学校も多かったですw
もちろんダメと言われる事もありました。
その時は、パンフレットをもらったり次の学校見学の日程を教えてもらったりと出来る事はいっぱいあります。
これをする事で、子供は自分がその学校に行くと言うイメージがより鮮明に出来る様になります。
親や塾の先生から名前を聞かされるだけの学校やよそ行きの学校見学では絶対に見えない素の学校や学生の姿を見る事で本人の意識を高くしてくれます。
一番最初の学校を気に入る事が多いw
これは、親の打算ですがw
最初に行った学校を一番気にいる事が多いです。
なんせ小学校しか知らない子供の目の前に、来年通うかもしれない学校や学生が現れれば、それはきらめいて見えますよね。
なので親が行かせたい学校があるならば、一番最初にする事をおすすめします!
しかし、こればっかりは本人にも意思があるのでどこに行きたいと思うかは本人次第です。
もちろん多少の誘導はできますがw
ここで気に入った学校を探す事から中学受験はスタートします。
本人が気に入った学校があれば、辛い受験勉強にも耐える事が出来ますし、もし本人の気持ちが折れる時があればもう一度学校に行って本人のやる気スイッチをもう一度入れる事もできます。
とにかく親の心得としては、学校選びは偏差値では無く、本人にこの学校に行きたい!
この学校じゃなければ嫌だ!と言うぐらいの受験に対する気持ちを作ってあげる事を大切にしてください。