受験期の息抜きで効果的方法【エピソード12】

受験期の息抜きで効果的方法
日々勉強と向き合っている受験生ですが、たまには息抜きもさせてあげたいなぁ〜と思う事も多いと思います。
我が家では、残り1年を切っての受験スタートでしたので、まず受験を決意した時にゲームやiPad、マンガ本などは全て取り上げました。
受験が終わったら返すからと言う約束の元、とにかくこの1年はガムシャラに勉強をする約束をしました。
しかし、親もそうですが本人も日々相当ストレスが溜まっていたと思います。
些細な出来事でも親子げんかになったり、急にやる気がなくなったりと毎日その波との戦いでした・・・。
しかし、私が心に決めていたのはどんな事があっても日々の勉強は休まない事でした。
受験期の子供に『今日は、特別に・・・』は通用しません。
この前は良かったのに、なんで今回はダメなの〜とどんどん崩れていってしまいます。
しかし、たまの息抜きも必要ですよね。
そんな時我が家でよく使っていた息抜き法は・・・。
映画館で映画を見る
これが一番効果的でした。
非日常だから息抜きになる
家で映画を見るのではなく、映画館に行く!
と言うのが肝心です。
息抜きとは、非日常感が大切だと思います。
日常の中に息抜きを作ってしまうと、そこからどんどん崩れてしまいます。
「今日は、テレビを長く見て良いよ」「今日はゲームをして良いよ」
など日常の中に手軽な息抜きを作ってしまうと、いつでも手が届く為に子供もそれにすがりたくなります。
「テストの結果が良ければ」などもやめた方がいいと思います。
後半戦になって遊んでる場合じゃない時に、テストの結果が良かったからいいでしょ。と言われると与えない訳には行かなくなってしまいます。
なので、映画館に行くと言うのは簡単に出来る事ではない!と本人も認識できますし、映画を見ている間は全てを忘れる事が出来るので非常に効果的でした。
受験の前までは、映画館で映画を見る時に、ポップコーンを買ったりはしませんでしたが、この時ばかりは非日常感か味ってもらう為にポップコーンやジュースを買って映画を楽しみました。
実は、親の息抜きにもなる
映画館の雰囲気や空気感が私は大好きです。
やはり特別な感じがしますよねw
大きなスクリーンに大音量のスピーカー、家では絶対に出来ない体験が出来ます。
最近では、4Dなどの映画館もありエンターテイメントがさらにグレードアップしています。
普段は親子喧嘩ばかりですが、この時ばかりは一緒に楽しみました。
映画が終わっても受験の話はせずに、映画の話をして盛り上がりました。
ちょっとした事なんですが、受験期と言う大変な時期に普通の親子を取り戻す時間にもなったと思いますし、私の息抜きにもなりました。
受験と闘っているのはもちろん息子ちゃんですが、親もやっぱり心労やストレスは溜まります。
映画館と言う非日常の中で、自分を取り戻し映画を見て嬉しそうに笑っている息子ちゃんの顔を見るのも親として常に癒されたと思います。
本当の親子に戻る時間
受験期では、親も子も言いたくない事も言わなければならないし、したくない事もしなければなりません。
受験をきっかけに親子の絆にヒビが入ってしまう家庭もいっぱい見ました。
確かに受験は子供の人生にとって大きなターニングポイントかもしれませんが、
私にとっては、息子ちゃんに何かを一生懸命続けて頑張る!
と言う事を教える経験であって、夫婦や親子の関係が壊れてしまってはいけないと考えていました。
なので、受験期でも普通の親子に戻れる時間はいつも大切にしたいですよね。