学習習慣はウルトラルーティーン【エピソード5】
学習習慣はウルトラルーティーン【エピソード5】
受験の対策本などを見ていると必ず『学習習慣』と言う言葉をよく目にします。
「学習習慣はついていますか?」「学習習慣が大切です」
しかし、私も最初学習習慣って何???って思っていました。
何かわからないので、もちろんどうやったら子供の身に付くのかも分かりませんでした。
息子ちゃんは、小学校1年生から剣道を週5日も通い続けました。
どんなに嫌がろうとも、休まず通わせ続けました。
ある時、熱を出して学校を休んだ日に夕方から息子が急に起き上がり道着に着替えましめました。
私も思わず「えっ!行くの?」と思いましたが、息子ちゃんは「えっ?行かないの?」と言われびっくりしました。
おそらく息子ちゃんの中では、もはや休むと言う選択肢が自分の中で無くなっていたのだと思います。
もしかして、これが「習慣」と言うものかもしれないと思った私は、最初は毎日決まった9時から決まった時間、毎日勉強を行いました。
ここで子供に「習慣」を身に着ける一番のコツは決まった時間に何があっても勉強を始める事です。
集中しているしていないなどは関係なく、とにかく同じ事を開始時間の変更は絶対せずに毎日続けていくと2ヶ月も続けているとその時間に勉強をしないと言う選択肢が本人から消えます。
最低でも21日間は何があってもやる!
人が習慣を身につけるのに最低でも21日間かかるそうです。
親も一緒に21日間は、何があっても続けて下さい。
そして決して例外を作らない事が大切です。
大人でも何かを習慣にする事は非常に難しいです。「毎日、ジョギングをしよう」「今日からダイエットをしよう」「毎日日記を書こう」など簡単な事でも習慣にするのは非常に難しい事です。
習慣にする一つのコツは、何時からするのかをきちんと決めて毎日その時間を守る事と例外を認めない事です。
「今日は、雨だから・・・」「今日は、忙しかったから・・・」「今日は体調が悪いから・・・」
など、言い訳をし始めると絶対に続きません。
子供の場合はもっとです。一度例外を認めれば、必ず
「この前は良かったのに・・・」「この前は早めに始めたのに・・・」「この前は早く終わったなに・・・」など、どんな小さな例外でも一度認めてしまうとそこから綻び始めます。
なので、絶対に例外を認めず同じ時間に始め同じ学習量を同じ時間までする
これ以外に学習習慣なるモノを身につける方法は無いと思います。
成果を出すのに一番必要なのはとにかく続ける事!
日々の日常は短調で大した事の無いかもしれません。
「これでいいのか?」「間違っていないのか?」「もっと効率の良い方法があるのではないか」「こんな事やって効果があるのか?」
これが悪魔のささやきです!
多くの大人が続かないダイエットで例えれば、世の中にあるダイエット方法は全て痩せます。
続ければ!!!!
ほとんどの人が、悪魔のささやきに負けてもっと効率のいい方法があるのではないかと流浪の民と化し結局は痩せませんw
私が、一番ダイエットの続かない人間なので良く分かりますw
しかし、続ける事さえ出来れば必ず全てのダイエットは効果があると息子ちゃんの受験勉強で私が一番勉強になりました。
1日10個漢字を覚える事でも、それが10日100日200日と続けばそれが大きな成果となります。
受験は一発勝負ですが、中学受験で「習慣」を身に付けた子供が人生にとって得る事が出来る一番の宝はとにかく諦めずに続ける事の先にしか成果はないと気づく事かもしれません。