受験まで1年切った時点からスタート【プロローグ】
勉強苦手で中学受験本当にするの???
我が家には、お姉ちゃんと2歳下の弟くんの二人姉弟がおります。
お姉ちゃんは、小さい時から比較的勉強も出来たのでなんとな〜く
「中学受験でもしてみる?」的なノリで親も深く考えずに塾に預けとけばなんとかなるでしょう〜と受験に臨みましたが・・・。
とんでもない結果に・・・。
一応滑り止めの滑り止めの滑り止めに合格し今では、呑気に中学生活を満喫してますが中学入試の過酷さは身にしみてわかっていました。
今回問題なのは、息子ちゃん!
幼稚園の時から運動はあまり・・・・。言葉も遅い・・・。
親としてちょっぴり行く末が心配になっちゃう感じの息子ちゃんです。
勉強は諦め半分だったので、小学一年生からひたすらスポーツ(剣道)を週に5日通い勉強らしい勉強と言えば学校の宿題程度・・・。
受験からは程遠い息子ちゃんでした。
コロナ禍で状況が一変
さすがに運動があまり出来ない息子ちゃんも週5日も通わせれば、小5の時には団体で全国大会に行くまでにはなりました。
小6の時には、いよいよ小学校の集大成だ!と意気込んでいたさなか新型コロナウイルスが来襲。
練習はもちろん、試合すらない・・・。
ヤバイ・・・。終わった・・・。
そんな時ある日突然
「僕受験しようかなぁ〜」の一言。
いやいや。無理でしょう!
お姉ちゃんは4年生から塾に通ってそれでも惨敗の中学受験をお前ができるか???
しかし、本人はあっけらかんと
「週に5日の剣道に比べれば楽勝でしょう!」
「ん〜〜〜〜〜〜じゃ〜〜やってみる?」
この発言を後悔するのにそう時間はかかりませんでした。
なんで受験するの?からのスタート
お姉ちゃんの経験から、知識も経験も未熟な小学生の受験で直面する問題はいつもここから始まります。
勉強が苦しくなると必ず出てくる言葉は、
「なんで受験しなきゃいけないの?」「受験しないで遊んでる子もいるのに」「もう受験やめたい」
この3つが何度と繰り返されるお決まりの言葉なんです。
お姉ちゃんで学習した私は、まず息子と何で受験するのか?からスタートしました。
何気ない隙を見て「なんで受験する事にしたの?」と尋ねると、
「だって〜お姉ちゃんだってしてるし〜」
ほ〜ら。そんな事だと思った!と内心では思いましたが、いかんいかん。
冷静に冷静に。話を進めていきます。
断言できますが、誰かがやってるからやってみる!では受験勉強中に何度となく訪れる親子げんかの局面で
親「そんなのならやめろ!」 子「じゃ〜辞める」
これの繰り返しに耐えられません。
小4・小5ならいざ知れず、小6での受験はここで子供とちゃんと話し合う事が大切だと思います。
どんな学校・どこの学校に行きたいか?それが全て!
小6の子供に大そうな理由を見つけて実行する事が出来る子は数少ないと思います。
本人は、受験・受験と言いながらもどこか人ごと。
なので、私は息子ちゃんに「受験はね、行きたい学校が決まらないと出来ないんだよ!」(そんな事ないけど・・・w)
と言う洗脳から始める事にしました。
偏差値で選ぶのではなく、自分で行きたい学校を選ばせる!これが受験勉強のモチベーションを長持ちさせる上で一番大切な事じゃないかなと感じます。
ここから息子ちゃんとの「行きたい学校を探そう大作戦」がスタートしました!