第一志望に合格してもその後は大丈夫?【エピソード27】

高嶺の花が第一志望で大丈夫?
子供さんの実力以上の学校を第一志望にしている方がほとんどだと思います。
受験戦争の苦しみの中、親ならば誰もが突き当たる大きな壁があります。
それは、
『こんなに頑張って勉強して第一志望の学校に入学しても、入学後に勉強に付いていけないのじゃないか?』
受験中は私もこの疑問に突き当たり悩んだ時期がありました。
今思えば、第一志望を変える理由を探していたのかもしれません。
息子ちゃんの場合一点突破、乗るかそるかの受験でしたが、それでも偏差値に見合った学校を直前まで探して受験を申し込もうか悩んでいました。
その時思った不安が正に入学後の心配でした。
頑張って入学しても、ビリだと可哀想ではないか?
合格してもその不安は続きました。
偏差値50程度の学校であれば大丈夫w
このブログを読んでくださっている方のほとんどが、偏差値40〜50前後を行き来しているお子さんをお持ちの方だと思います。
御三家やトップの進学校では分かりませんが、少なくとも偏差値50程度の学校であれば入学後に全く付いて行けないと言う事はないと思います。
確かに滑り止めに入学してくるお子さんと第一志望のお子さんでは、学力に差があるのも事実です。
しかし、入学した生徒の半数の学力は団子状態です。
学校によっても違うので正確には分かりませんが、おそらく入学された生徒のほとんどが一問か二問の違いで合格できた子がほとんどです。
息子ちゃんもかなりギリギリで入学出来た組だとおもいますが、入学してからの試験はそこそこでしたw
もちろん上位ではありませんが、試験を受ける度に自分の立ち位置を受け止め自主的に宿題をこなしています。
さすがに私立中学では、小テストや日々の宿題をこなさないと付いて行けない事に気づきます。
入学してからの自主的な勉強が出来るかが大切
入学直後からいきなり勉強に付いて行けないお子さんはあまりいないと思います。
そんな心配よりも、ほとんどの生徒の学力が横並びの中、どれだけ自主性を持って勉強できるかが大切です。
中学生になれば思春期になり小学生の様にガミガミ言って押さえつけるだけでは、勉強は出来ません。
やはりどこかで自主性を大切にして自ら勉強に向き合う環境が大切です。
簡単ではない事は百も承知ですw
それでも入学後の学力の心配よりもさらに危険なのは
「受験後の燃え尽き症候群」
です。
そのお話はまた今度〜。